文月


7月、文月。

文月、って漢字も声にだしてみてもなんだか素敵な響き。
大好きなあの人に、メールではなくお手紙をおくってみようかしら…なんて気持ちになりますね。

以前はよく手紙を書いていたが、最近はメールばかり。
子供に「字をもっと書きなさい」「書かないと漢字は憶えないよ」といいつつ、自分もなんだよね。
でも、私たちが小さい頃よりも、今の子供たちは圧倒的に字を書く機会が減っているので、見てて少し心配になります。
先日もママ友と子供の作文の話題になり、文字で表す表現力のなさ、文章力のなさにお互い嘆いていた。

先日、私が小学生の頃に書いた日記や作文がたくさん出てきた。
「ママはこんなに昔書いていたんだよ」と、一緒に読み返したら、自分で言うのも申し訳ないんだけど、あまりの字の上手さ、文章力にビックリ!!しました!
小学生の頃のポエムや創作した物語は、あまりのピュアさに我ながら感動しました(笑)
思い返せば、本も沢山読んだし、毎日日記や詩を書いたり、感想文を書いたり。
それだけ、昔はたくさん字を書いたり、作文をする機会があったんですよね。

これからの子どもたちは、どうなるんでしょう。
PCや、携帯でメールを打つのは得意になるのかもしれないけど。
携帯メールなんて文章にはならないくらい短文。
PCに文字をうつのは、どこまで自分の思いや考えや意識と繋がっているか、繋がっていないのかわからない。(リアリティがあまりないということ)
作文用紙に文章や漢字を書けないで、このまま大人になったらどうなるんだろう?
ゆとり教育の結果の子供たちは、どんな風に社会をつくっていくのでしょうね…。

文月、子供と一緒にお手紙を書く機会をつくろうかな。
家でできることを私たち親が子供に見せて、未来に残していかないといけませんね。
子供はたまたまご縁があって、私たちを「親」と選んでくれて降りてくれました。
私のお腹から生まれたけれど、「私のもの」ではないものね。
希望と夢をたずさえた将来を担う一員なのだということを、心のどこかにおいて育てなければいけないな、と思っています。

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